CD一言レビュー 10
AEROSMITH TOYS IN THE ATTIC
エアロスミス3枚目のアルバム、邦題「闇夜のヘヴィ・ロック」。
- アーティスト:エアロスミス
- ヴォーカル:スティーブン・タイラー
- ギター:ジョー・ペリー
- ギター:ブラッド・ウィッドフォード
- ベース:トム・ハミルトン
- ドラム:ジョーイ・クレイマー
- アルバム:闇夜のヘヴィ・ロック(1975年)
- TOY IN THE ATTCI
- UNCLE SALTY
- ADAM’S APPLE
- WALK THIS WAY
- BIG TEN INCH RECORD
- SWEET EMOTION
- NO MORE NO MORE
- ROUND AND ROUND
- YOU SEE ME CRYING
早速レビューしていきます。
TOY IN THE ATTCI ☆☆☆☆☆
派手なギターリフから始まりキレのあるタイラーのボーカル、否応なしに盛り上がる曲。サビのコーラスの軽い感じがポップなノリで心地良いです。
UNCLE SALTY ☆☆☆
ベースのハミルトンがリズムギターを披露。その御蔭か落ち着きがありどこか陰のある凄みのある曲になっています。
ADAM’S APPLE ☆☆☆
ツインギターのお手本のような曲です。
WALK THIS WAY ☆☆☆☆
ドラムから始まり独特のリフ、そしてタイラーのラップが絶妙な名曲。Run-D.M.Cがカバーしたことで低迷したエアロスミスを救った曲として知っている人も多いと思います。
BIG TEN INCH RECORD ☆☆
カバー曲ですがタイラーのボーカルが素晴らしい曲です。
SWEET EMOTION ☆☆☆☆
トーキングモジュールを使用し独特な雰囲気を醸し出してます。後半でのジョー・ペリーのやりたい放題のギターがカッコイイです。
NO MORE NO MORE ☆☆☆
軽快なピアノが印象的で実に小気味いいリズムでノリノリの曲です。
ROUND AND ROUND ☆☆☆
ヘヴィな雰囲気ではじまりロックの危険な部分を見事に表現されています。
YOU SEE ME CRYING ☆☆☆☆
泣きのメロディー、泣きのボーカル、泣きのギター、僕を泣かせないで。
総評
初期のエアロスミスの生々しさを味わえるアルバムです。前2作のアルバムとは段違いのクオリティーでロックスターへの階段をのぼりだした彼らのエネルギーが爆発した作品だと思います。捨て曲もありますが全体としてまとまりがあり1~9曲の流れが巧みでプロデューサーのジャック・ダグラスの力量でしょう。アルバムとしての評価は100点満点中90点とさせて頂きます。
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